庁舎建設

大蔵村役場新庁舎建設について

役場庁舎は、昭和37年に建設され(旧庁舎部分)、昭和58年の曳き移転、昭和59年の西庁舎の増築を経て、現在の形になりました。なお、旧庁舎部分については、60年が経過しています。
旧庁舎部分は、耐震基準に関する法律の改正以前の建設のため耐震性もないうえ、老朽化による強度不足も懸念されています。
特に、平成28年に発生した熊本地震では、多くの役場庁舎が損壊し防災対策拠点としての機能が停止し、庁舎の防災機能、業務継続の重要性が改めて認識されました。
また、現在の役場庁舎は、浸水想定区域内にあるため、大規模な水害時には、災害対策の拠点施設としての機能が失われる恐れがあります。
さらに、中央公民館においても耐震性や設備の老朽化に課題があるとともに、浸水想定区域内にあるため、避難所等としての機能が見込めない状況にあります。
これらを踏まえ、災害時に防災の拠点として機能するための機能強化及び老朽化への対応のため、新庁舎と中央公民館機能を併せ持った複合施設を、新しい場所に新築する計画といたしました。