肘折地区で観光客にも配慮した地域の防災を考える

更新日:2024年10月28日

肘折地区まるごと里ごとハザードマップ

近年、豪雨による災害が頻発し、今年も豪雨による河川氾濫や土砂災害が発生しました。その中でも、普段から防災訓練などを通じて過去の災害や地域の危険を知り、緊急時の避難ルールを決め、住民同士が声を掛け合い早めに避難したことで難を逃れた事例が多くあります。
県内でも有数の温泉観光地である大蔵村肘折地区では、国・村及び大学(弘前大学、秋田大学、山形大学)が連携し、過去の災害や危険な場所、防災気象情報などを学びながら、地域住民だけでなく観光客の命を守るため、「まるごと里ごとハザードマップ」の作成に取り組んでいます。
11月4日(月・振替休日)には「まるごと里ごとハザードマップ(案)」による避難訓練と検討会を開催します。

◎開催日:令和6年11月4日(月・振替休日)

13:00~14:00 避難訓練
14:00~15:00 検討会

◎場   所:肘折防災センター(肘折生涯学習センター)

「まるごと里ごとハザードマップとは?」

国土交通省では、平成 18 年 7 月から生活空間である市街地に水災にかかる各種情報を洪水関連標識として表示する 「まるごとまちごとハザードマップ」を推進しています。これを基に新庄河川事務所では、土砂災害版として「まるご と里ごとハザードマップ」と呼び、避難誘導標識の他に手作りの避難経路図の作成に取り組んでいくものです。

概要(まるごと里ごとハザードマップ作成までの流れ)

令和5年度に住民の皆さんと一緒に検討し、豪雨時における避難経路や避難方法、避難のタイミング等をとりまとめた「まるごと里ごとハザードマップ(案)」の説明会を行いました。さらに、肘折防災センターの防災備蓄品の確認や使い方の説明を実施しました。

「図上検討会」で検討した豪雨時の避難経路や避難方法をもとに、避難ルールの決定や、避難誘導看板の内容を検討する2回目の「図上検討会」を行いました。

「まちあるき」で確認した危険な場所などの情報をもとに、豪雨時の避難経路や避難方法、避難のタイミング等を検討する「図上検討会」を実施しました。

肘折地区内の危険な場所や避難所、避難経路などを住民目線で確認する「まちあるき」を行いました。

この記事に関するお問い合わせ先

危機管理室危機対策係
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