歴史・文化

更新日:2022年04月08日

さんげさんげ

白装束を着て練り歩くさんげさんげの写真

出羽三山(特に湯殿山と深く関わる)の年越し行事です。元来旧暦の12月6日から8日にかけて行われていましたが現在では1月7日に行われています。神職の先達でご祈祷が行われ、「さんげさんげ六根罪障」と出羽三山を中心とした神々24社を読み上げ、郷中の五穀豊穣を祈願した後、法螺貝の合図で地区内を練り歩きます。

大蔵太鼓

三人の男性が太鼓を叩いている大蔵太鼓の様子の写真

清水城主五代義高公は出陣の度、戦の神である八幡神社に太鼓を打ち鳴らしながら戦勝祈願をかけたと云います。
以来、今日まで青少年の手で脈々と打ち継がれてきており、村の誇り高い伝統芸能として、近年は大蔵太鼓と命名し、より一層の充実を目指しています。

合海田植え踊り

合海田植え踊りの写真

合海田植え踊りは、およそ440年前、清水城主5代義高公が、領内百姓の労を慰め、五穀豊穣を祈るため、わざわざ上方から踊りの師匠を呼んで人々に見せたのが始まりといわれています。今日なお保存会の手により伝承されています。
毎年田植えの終わった6月の「さなぶり」に、義高公が戦死した夏山塚で田植え踊りを奉納した後、合海集落約150戸の各家庭を訪れ、太鼓やかねにあわせて「門づけ舞い」「合海大黒舞」を披露しています。

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